美白効果のある食べ物/効果

美白になる、すなわち肌を白くするためにはいくつかおさえるべきポイントがあります。
ひとつは紫外線への対策。
これが美白になるための最も重要なポイントといえます。
まずメラニンの生成をできるだけ抑えることが肌を白くすることに直結しているからです。
そしてふたつめは肌を乾燥から守ること。
乾燥した肌ではターンオーバーがうまくいかなくなるので肌のくすみやシミの原因となるのです。
3つめは質の高い睡眠。
これもターンオーバーに影響をあたえます。
なぜなら細胞分裂が促進されるとされる成長ホルモンの分泌は睡眠時だからです。
そして4つめが食べ物です。
美白になるために必要な栄養素や具体的にどんなものを食べればどのように美白に貢献するのかということを知っておくことはとても重要です。
ここでは4つめのポイントである美白になるための食べ物について解説していきます。
美白効果のある食べ物/シミ

シミができている状態というのは紫外線によってメラニンが生成されてそのメラニンが蓄積されて定着してしまった状態です。
通常であれば垢となって身体の外に排出されるはずのメラニンですが排出しきれない過剰な量のメラニンがシミになるのです。
だからできてしまったシミを薄くするには原因である肌に定着してしまったメラニンを外に排出する必要があるのです。
そのためにはメラニンの排出をうながすための肌の細胞の入れ替わりを促進する必要があります。
細胞の入れ替わり。
つまりターンオーバーを促進させる必要があるわけですね。
その他にもできてしまったメラニンの色を薄くしていくことも大切です。※メラニンの還元。
そしてメラニンの分泌をおさえることも重要ですよね。
これらの働きは日ごろの食事でなにを食べるかでも大きく差が出てきます。
だから美白になるための食材選びはメラニンの排出、メラニンの還元、メラニンの分泌を抑えるなどの効果が期待できる食べ物をチョイスすることが大切です。
美白効果のある食べ物/栄養素

わたしたちの身体は食べる物から作られています。
だから美白になるにはそのような食生活をおくることが大切なのです。
肌を白くするための栄養素としてはビタミンがあげられます。
そしてそのビタミンの中でもとくに重要なのがビタミンC、ビタミンB、ビタミンEです。
ここではこれらの栄養素がどんなかたちで美白に貢献するのかを解説していきます。
ビタミンC
ビタミンCにはメラニンの生成を抑える作用やコラーゲンの生成を促進する作用、それと活性酸素を取り除く作用があります。
メラニンの生成を抑えるということはシミができる元を抑えるということそのものですから美白には欠かせない栄養素だといえます。
そしてコラーゲンの生成を促進するということはうるおいのある肌をつくることにつながります。
また活性酸素を除去するということはシミやくすみなど年齢肌の原因となっている元を取り除くという意味で美白につながるといえます。
ただしこのビタミンCは食べ物から取り入れたとしてもすぐに尿として外に排出される特性があります。
だからできるだけこまめにとりいれたい栄養素です。
ビタミンCを多く含む食べ物
赤ピーマン、黄ピーマン、アセロラ、ケール、パセリ、キャベツ、キウイブ、ロッコリー、海苔、イチゴ、ジャガイモ、サツマイモなど
ビタミンB
ビタミンBは肌の細胞の入れ替わりであるターンオーバーを助ける効果があります。
ターンオーバーは20代の人であれば48日間でひとつのサイクルとされていますが年齢を経るとともに長くなるといわれています。
また睡眠不足やストレスなどでもターンオーバーのサイクルが乱れるといわれています。
その乱れたターンオーバーのサイクルのサポートする効果が見込めるのです。
このビタミンBは通常の食生活をしていれば必要な量をまかなうことができます。
だからできるだけ健康的な食生活を心がけてください。
ビタミンBを多く含む食べ物
タマゴ、納豆、レバー、豚肉、かつお、さんま、アーモンド、にんにく、しょうが、じゃがいも
ビタミンE
ビタミンEには代謝をあげて血流を促すはたらきがあります。
このはたらきによって栄養素が身体の隅々にまでいきわたらせることができます。
この働きは肌のターンオーバーにはとても大切です。
身体の隅々、つまり肌の細胞にまで栄養をいきわたらせることでメラニンの排出をスムースにおこなうことができるようになります。
ビタミンEを多く含む食べ物
アーモンド、ブロッコリー、オリーブオイル、かぼちゃ、ほうれん草、アボカド、大豆、きなこ
リコピン
ビタミンだけではなくリコピンも美白に効果のある栄養素です。
このリコピンは優れた抗酸化作用があります。
抗酸化作用は活性酸素を取り除く作用があり日焼けやシミなどを予防する働きがあります。
そしてこの活性酸素は年齢を経ていくことで増えていくものなので若々しくありたい方ほどリコピンを積極的に摂りたいところです。
リコピンが多く含まれる食べ物の代表がトマトです。
1日に必要な量のリコピンはトマト2個ほどです。
トマトジュースならコップ1杯ほどになります。
リコピンは油に溶けやすい性質があるので油でいためる、オリーブオイルをかけるなどして食べると吸収されやすくなります。
リコピンを多く含む食べ物
トマト、スイカ、ピンクグレープフルーツ、マンゴー、柿
美白によくない食べ物は?
美白に効果的な食べ物を知るのも大切ですが美白に逆効果な食べ物を知ることも重要です。
糖質
例えば糖質の摂り過ぎも美白にはよくないとされています。
糖質を摂り過ぎると糖化がおきてコラーゲンが破壊されるため肌のハリがなくなったりくすみの原因となります。
油分
また油分の多い食べ物も美白に良くないとされています。
例えば揚げ物やスナックなどのお菓子は油分が多い食べ物です。
これらは酸化している油を使っているケースもあり、活性酸素を発生させる危険性もあります。
活性酸素は肌にダメージを与え肌荒れやくすみの原因になります。
柑橘類
そして意外ですが柑橘類も摂り過ぎには注意したいところです。
ビタミンCが豊富な柑橘類ですが同時に紫外線を吸収しやすくなるフロクマリンも含まれています。
紫外線が吸収されやすくなるということはそれだけメラニンの生成がされやすくなります。
アルコール
そしてアルコールも飲みすぎはよくありません。
アルコールの代謝時にミネラルやビタミンが使われるからです。
せっかく美白のために効果的な栄養素をとってもこれでは意味がなくなります。
カフェイン
またカフェインもメラニンの拡散をうながす性質があるとされています。
そうなるとシミが濃くなったり大きくなるなどの危険性があります。
美白効果のある食べ物/サプリ

美白に効果的な食べ物を摂取するのはとても大切なことです。
しかし実際に効果を実感できる量を毎日とるのは大変です。
そこで力強い味方になるのがサプリメントです。
毎日の食べ物ではなかなかとりきれない栄養素の補助的な役割としてぜひサプリメントをとり入れたいところです。
美白サプリメントはできてしまったシミを改善したり薄くする役割やメラニンの生成を抑える役割、ターンオーバーを助けてくれる役割のあるものがあります。
とくにビタミンCは継続して摂取したい美白の栄養素なので不足分をサプリメントでおぎないたいところですね。
そして毎日継続するためにはできるだけ続けやすいものがおすすめです。
サプリメントにはいろんなタイプ、例えば錠剤のものやカプセル、ドリンクなどありますし価格帯もマチマチです。
継続することが大切ですからまずは続けやすいものを選びましょう。
美白になる食べ物/まとめ
美白になる食べ物についてその栄養素や効果などについて解説してみました。
美白になるには食べ物を選ぶことは重要ですがそれはいくつかある要素ののなかのひとつです。
しかし欠かすことのできない要素であることも確かです。
紫外線対策やスキンケア、睡眠などにも気をつけながら並行して食べ物にも気をつけましょう。
そして美白はコツコツ継続することが重要です。
習慣化することで1年後には目に見えて美白を実感できると思いますよ♪