シズカゲルの副作用/敏感肌でも安全に使うことができる?

シズカゲルは7つの無添加でパッチテスト実施済みのオールインワンジェルです。
ただしどんなスキンケア用品でも100%絶対安心というものはありません。
7つの無添加の内容やアレルギーや敏感肌、乾燥肌の人に対してはどうなのか。
また美白化粧品ということで白斑の心配についてはどうなのかなどをその成分から解説しています。
「シズカゲルを使ってみたいけれど副作用は大丈夫なの?」
「敏感肌だけれどシズカゲルは安全なの?」
ここではそんな方に向けた内容となっています。
シズカゲルの副作用/白斑のリスクはあるの?

美白化粧品というと以前、カネボウ化粧品から販売されていた製品のユーザーから肌の色素が抜けてしまういわゆる「白斑」という症状が多発したことがありました。
肌がまだらに白くなる「白斑」を起こし自主回収されたカネボウ化粧品(東京)の製品の美白成分である「ロドデノール」という物質には、色素細胞に対する毒性があるとの研究結果を、同社の研究所などのチームがまとめたことが5日、分かった。皮膚科の専門誌に発表した。
チームは、培養した人間の皮膚細胞を使って実験した。しみの元にもなるメラニン色素が細胞の中で作られる際には、チロシナーゼという酵素が働く。ロドデノールは、この酵素と反応して色素ができるのを邪魔する。
だが大量に使うと、この酵素との反応を通じて別の物質ができ、それによって色素を作る細胞そのものを死に追いやり、白く色が抜けた状態が生じる可能性が示された。
カネボウ化粧品によると、白斑が起きるメカニズムの一端が分かったが、なぜ発症する人としない人がいるのかは、依然不明。「今後も日本皮膚科学会などと協力して、全容解明と治療法確立に向けて最大限努力したい」(広報)という。
同社は昨年7月に美白化粧品の自主回収を開始。約80万人が使用し、今年5月末までに約1万9千人に症状が出た。白斑は主に繰り返し使った部位に見られたという。
日本経済新聞 2014年7月5日
このような騒動があったので「美白成分がはいった化粧品を使うと白斑になるのでは?」と心配する人がいるようです。
ただこの白斑の原因とされているのは騒動の原因となったカネボウ化粧品に配合されている「ロドデノール」という成分からきているものです。
この成分はカネボウ化粧品が植物由来の天然成分からシミやそばかすを防ぐ成分として厚生労働省の承認をうけた独自成分です。
当然ながらシズカゲルにはこのカネボウ化粧品が独自で開発した「ロドデノール」という成分は配合されていません。
シズカゲルの美白有効成分のアルブチンは大丈夫?
シズカゲルには「ロドデノール」が入っていないことが分かったのでとりあえずは安心。
ただシズカゲルにも美白の有効成分が配合されています。
シズカゲルの成分表示の一番最初に書いてある「アルブチン」というのがそれです。
ではこのアルブチンは大丈夫なの?という方もいるかもしれません。
成分は違っても美白の成分ですから心配になるのは当然ですよね。この「アルブチン」はハイドロキノン誘導体とも呼ばれていてあの美白成分であるハイドロキノンをまねてつくられた成分です。
そのハイドロキノンは非常に強力な美白効果のある成分で肌の漂白剤とも呼ばれているほど。
そのハイドロキノンは濃度4%程度であれば白斑は起こらないとされています。
このハイドロキノンをまねて作られているアルブチンの美白効果はハイドロキノンの100分の1ほどで刺激性も低い成分であるとされています。
だからシズカゲルを使って白斑ができるというリスクはほとんど無視してもよいほどないと考えて差し支えないでしょう。
シズカゲルの副作用/実際に無添加って安心なの?

シズカゲルは無添加のオールインワンジェルであるとされています。
その無添加の内容は全部で7つ。
界面活性剤フリー
パラベンフリー
アルコールフリー
合成香料フリー
合成着色料フリー
鉱物油フリー
シリコンフリー
このそれぞれの無添加のメリットを順番に説明していきます。
界面活性剤フリー
ご存知のように水と油は混ざり合わず分離するのが通常の状態です。
しかし界面活性剤は水と油を結びつけることを可能にするものなのです。
肌には皮脂があるので当然ながらスキンケア用品に入っている水分を弾きます。
しかしそれだとスキンケア用品の成分は浸透が悪くなってしまします。
そこで界面活性剤をスキンケア用品に使うことで美容成分の肌への浸透をよくしているというわけです。
ただこの界面活性剤を使うことで肌質によっては必要な皮脂まで溶かしてしまい肌荒れの原因となるケースがあります。
特に洗剤などで手があれたことがあるなどの敏感肌の方の場合は界面活性剤フリーのスキンケア用品はおすすめです。
そう考えるとシズカゲルは敏感肌の人にもおすすめのオールインワンジェルだといえます。
パラベンフリー
パラベンとは防腐剤のことで正式名は「パラオキシ安息香酸エステル」と呼びます。
このパラベンは抗菌性が高く化粧品をはじめ医薬品や食品などにも使われていて毒性も比較的ひくいとされています。
ただし人によってはアレルギーを起こす場合もあり肌が弱い人の間でパラベンの使われていない化粧品が注目されるようになってきています。
もしこれまでパラベンの入った化粧品でアレルギー反応があった人の場合はこの成分の入っていない化粧品を選ぶことは必須といってよいでしょう。
アルコールフリー
アルコールというのはエチルアルコールのことで成分表にはエタノールと表示されているケースもあります。
化粧品にアルコールを配合する目的は肌の皮脂をとる役割、配合成分同士を混ぜ合わせる役割、そして殺菌、防腐剤の役割などがあります。
このアルコールが配合されている場合のデメリットは必要以上に皮脂をとってしまうことによる肌の乾燥、それにともなう肌のひりつきや赤みやかゆみなどの肌荒れがあります。
また殺菌作用があることから肌を守ってくれている常在菌を必要以上に殺してしまうことがあります。
これらのことからアルコールの配合された化粧品で肌荒れの経験がある人はアルコールフリーのものがおすすめです。
合成香料フリー
天然香料がはアロマなど自然の植物由来の成分から作られているのに比べ合成香料は石油や石炭などから人工的につくられています。
そして香料は化粧品に香りをつけることを目的として使われています。
シズカゲルのように合成香料フリーの化粧品を使うメリットは肌への刺激のリスクが少なくなるということです。
なぜなら人工香料は紫外線の影響で肌にアレルギー反応を起こすことがあるといわれています。
だからもともとアレルギーの体質であるとか肌へのトラブルを避けたいとお考えならぜひ合成香料フリーの化粧品を使いたいところです。
合成着色料フリー
合成着色料は石油やタールからつくられている着色料のことをいいます。
着色料の役割は化粧品の色を調整することで製品の見た目を良くする効果があります。
ただ合成着色料は過去に肌トラブルの原因になったことがあります。
現在は安全性の高い成分が使われていますが国内ではクリアできていても同じ成分が海外では発がん物質として扱われているものもあります。
これらのリスクを避けたいと思うのであれば合成着色料の使っていない化粧品を選ぶのが良いでしょう。
鉱物油フリー
鉱物油はおもに石油からつくられている油のことでワセリンやミネラルオイルなどがあります。
価格も安く肌への刺激が少ないという点がメリットです。
鉱物油は肌に浸透することなく表面に皮膜をつくり肌を守ってくれる役割や肌に浸透した成分にふたをするという役割があります。
ただ質の悪い鉱物油だと紫外線にさらされると色素沈着するものまあります。
また人工的に肌に皮膜をつくることで本来肌が持っている自分で皮膜をつくるという力が低下してしまいカサカサの肌になってしまうリスクもあります。
また洗い流す場合もしっかりクレンジングしないと毛穴つまりの原因となりニキビができるリスクも出てきます。
つまり乾燥肌の人には鉱物油フリーの化粧品を使うことも重要な選択肢になります。
シリコンフリー
シリコンは油にも水にもなじまない性質をもっていてケイ素が元となっている成分です。
このシリコンは肌への負担は少なくて刺激性がないのでアレルギーの心配も少ない物質とされています。
その性質としてコーティング効果が高いことからシャンプー、化粧品にも使われることが多くサラッと仕上がるのが特徴です。
ただこのコーティング効果は逆にデメリットともいえるものでコーティングすることで毛穴をふさいでしまいそれがニキビの原因となる可能性もあります。
また油にも水にもなじまないということでしっかりとクレンジングをしないと落ちにくいということで肌への負担が増えてしまうので肌荒れの原因になる可能性もあります。
だから肌の弱い人はシリコンフリーの化粧品も重要な選択肢になります。
無添加のまとめ
シズカゲルは以上7つの無添加でできていますがその内容はアレルギーや肌荒れ、ニキビなどの副作用のリスクをさけることが可能となるということになります。
もしこれまでこれらの添加物の配合された化粧品でこれらの副作用があった場合はシズカゲルならまずは安心して使うことができると考えて良いでしょう。
シズカゲルの副作用/かゆみや赤くなる可能性は?

シズカゲルはパッチテスト実施済みのオールインワンジェルなので安心して使うことができます。
このパッチテスト実施済みというのは肌への刺激性がないということを確認するために行われるもので肌への一定の安全性が確認された化粧品であるといえます。
ただしすべての人の肌に異常が出ないということはいいきれません。
もし敏感肌なのでかゆみや赤み、かぶれなど肌トラブルが心配だという場合は実際に使う前に個々でパッチテストをして問題がないか確認しておくことをおすすめします。
パッチテストの方法は二の腕の裏などの目立たない部位へシズカゲルを少量塗付して30分ほど放置してからキレイにふき取ってください。
そして48時間後に塗付した所に赤みやかゆみなど異常が出なければとりあえずはOKです。
シズカゲルの副作用/まとめ
以上、シズカゲルの副作用について解説してみました。
美白化粧品については他のメーカーでの白斑の騒動があったので心配されている人も多いかと思います。
テレビでも大きく取り上げられましたからね。
ただしシズカゲルの場合はその心配は限りなく低いのでまずは安心して使うことができるとわかりました。
ただどんな化粧品でも絶対にトラブルはないとは言い切れません。
万が一肌トラブルがあった場合はただちに使用を中止しましょう。