わらびはだの成分/成分表示について

わらびはだの全成分一覧です。
代表的な成分であるEGFはヒト遺伝子組換オリゴペプチド-1、コエンザイムQ10はユビキノンという表記になっています。
【わらびはだの成分】
水、BG、グリセリン、エタノール、スクワラン、ホホバ種子油、ユビキノン、セリン、グリチルリチン酸2K、アラントイン、シイクワシャー果皮エキス、アセロラ果実エキス、加水分解アナツバメ巣エキス、アロエベラ葉エキス、ハトムギ種子エキス、キハダ樹皮エキス、水溶性コラーゲン、プラセンタエキス、加水分解コラーゲン、ヒアルロン酸Na、ヒト遺伝子組換オリゴペプチド-1、キサンタンガム、水添レシチン、コレステロール、ココイルサルコシンNa、フェノキシエタノール、オクラ果実エキス、ゲットウ葉エキス、ヘチマ果実/葉/茎エキス、オリゴペプチド-24、PEG-60水添ヒマシ油、カルボマー、水酸化K、HEDTA-3Na、エチルヘキシルグリセリン、ブチルカルバミン酸ヨウ化プロピニル、ヒドロキシプロピルシクロデキストリン
化粧品の成分表示には決まりがいくつかあって基本的に配合量の多い順番に記載されています。
しかし配合量が1パーセント以下の成分は順不同になっています。
そして各成分の正確な配合量は製造者の企業秘密みたいなものなのでブラックボックスにつつまれています。
だから成分表示だけでどれぐらいの美肌効果があるのかを知るのは無理なんですね。
むしろ配合成分のなかにご自身の肌に合わないというものが入っていた場合は使うのを避けるなとの判断材料にするのが成分表示の正しい見かたなのです。
わらびはだの成分/ターンオーバーを正常化させるEGF

EGFはスタンレー・コーエンというアメリカの生物学者が1962年に発見した成分です。
そしてこれが肌への再生治療への有効性を認められて1986年にノーベル医学生理学賞を受賞しています。
つまりEGFは肌への効果が世界的に証明されている成分だといえます。
EGFは日本では化粧品成分登録名「ヒトオリゴペプチド-1」と記載される美容成分。米国の臨床試験ではEGFの働きによって肌の新生細胞が大幅に増加することが検証された。EGFを60日間使用した後に細胞量を計測した結果、被験者の平均で28.4%、最大では75.3%もの増加が認められ、アメリカでは特許が取得されている(特許No.5618544)。EGFは肌表面にある受容体と結合し、新しい細胞を増やす役割を担う。EGFの働きによりターンオーバーが正常化、肌の若々しさが保たれるのだ。だがEGFは、年齢とともに体内から減少していくことがわかっている。年齢を重ねた肌にEGFを補うとターンオーバーを正常化され、肌トラブル(シミ・くすみ・乾燥・毛穴)の改善につながる。
EGF‐表皮再生増殖因子 | 美容経済新聞
肌のターンオーバーは28日周期で肌細胞の生まれ変わりをしています。
しかし年齢とともに遅くなり肌の乾燥や角質トラブルのもとになります。
EGFはこの遅れたターンオーバーを正常化する働きがあることがあります。
しかし発見された当初、このEGFはわずか1gで8000万円といわれたほど高価な成分でした。
とても現実に使える成分ではなかったわけです。
しかし現在はバイオテクノロジーが発達したおかげで大量生産が可能となりました。
そのおかげで安価に生産できるようになり多くの人が利用できるほどになっています。
わらびはだの成分/イボ取り効果があるハトムギ種子エキス

ハトムギはお茶として飲んだり下ゆでしたものをご飯に混ぜるなどひろく利用されている食材です。
また質の高いアミノ酸を含んでいて代謝を活性化したり火照った体を冷やすなどの働きもあるとされています。
そしてこのハトムギは抗アレルギーの働きもあることからどんなひとでも安心して使うことができる成分であるといえます。
ハトムギ種子エキスはイネ科植物のハトムギ(学名: Coix Lacryma-Jobi L. var. ma-yuen Stap, 生薬名: ヨクイニンの種皮を除いた種子を細かく砕き、50%エタノールで抽出したものです。~中略~また、貝原益軒が庶民の聞で行われていた療法を収録した「大和本草」(1708)に、漢方にない効果民間療法の「美肌、イボとり、母乳を増す」などが紹介されています。皮膚にできる腫瘍には良性腫瘍と悪性腫瘍の2種類ありますが、首イボ (アクロコルドンやスキンタッグ) は良性腫瘍のため、抗腫瘍作用を持つ成分コイクセノライドが含まれているハトムギにはイボ取り効果があると言われているのです。
イボと肌荒れに効果のある「ハトムギ種子エキス」
ハトムギからとれるヨクイニンは古くからイボをとる、サメ肌の改善などに効果があるといわれて重宝されている成分です。
その理由はこのヨクイニンが肌のターンオーバーを活性化させる効果があるから。
これらの肌トラブルはターンオーバーの乱れが主な原因だからです。
また他にも肌の乾燥やシミやシワなども遅れがちなターンオーバーを正常に戻すことで改善することができるといわれています。
これらの理由でハトムギは化粧品やサプリメントなどに広く利用されているのでしょう。
わらびはだの成分/保湿成分などなど

馬プラセンタ
プラセンタとは妊娠したときにつくられる「胎盤」のことです。
この胎盤は赤ちゃんを守るための大切な臓器で母体と赤ちゃんの間で栄養や酸素のやり取りをするものです。
そしてこの胎盤には豊富な栄養素が含まれていることが知られています。
中でも馬プラセンタは他の動物のものよりも質が良く安全性も高いといわれています。
この馬プラセンタには肌の保湿力を高める役割の他、肌を再生する力や炎症を抑える効果があります。
ヒアルロン酸
ヒアルロン酸は肌や関節、目の周りなど人間の様々な部位に存在している成分です。
そしてこのヒアルロン酸はわずか1gで6リットルの水分を保持できるという驚異的な保水力がありこれが肌の弾力やうるおいをたもつ要因となっています。
ただこのヒアルロン酸は年齢を重ねるごとに減少してしまいます。
つまりヒアルロン酸が減少することで見た目にも肌の老化が進んでしまうというわけです。
現在はアンチエイジングを目的としてこのヒアルロン酸を配合したサプリメントや化粧品など数多くの商品が販売されています。
コエンザイムQ10
わらびはだでの成分名は「ユビキノン」と称されるコエンザイムQ10。この成分の働きもターンオーバーを正常化させる働きがあります。
このコエンザイムQ10はビタミンと似ている性質を持っていてその抗酸化作用から「ビタミンQ」とも呼ばれている成分です。
肌の老化は身体の中が酸化することが原因とされています。
そこで抗酸化作用のあるコエンザイムQ10を用いることでエイジングケアの効果が期待できるというわけです。
わらびはだの成分/その他の成分

アロエベラエキス
アロエベラエキスの元となるアロエベラはアメリカやメキシコで盛んに栽培されていますが原産地はアフリカや地中海地方です。
肉厚の葉の部分はゼリーのようになっていてこの部分を使ったドリンクやヨーグルトなども数多く販売されています。
この部分からとれるアロエベラエキスは肌のターンオーバーと整える効果がありエイジングケア用の化粧品にもよく使われています。
ヘチマエキス
ヘチマエキスはヘチマの実からだけでなくその茎や葉からもとることができます。
このヘチマはインドが原産でビタミンCやマグネシウム、亜鉛、カリウムなどを含んでいて肌をすこやかにする働きがあります。
また血流を促進するとされるサポニンも含んでいて免疫力を高くすることでも知られています。
オクラエキス
オクラエキスはあのねばねばしたオクラからとれるエキスのことです。
このオクラエキスには肌をみずみずしくして保湿効果が抜群。
その効果のもとは豊富なビタミン類がはいっているから。
肌を柔らかくする働きのビタミンA、ビタミンCの美白効果、ビタミンEの抗酸化作用で肌のエイジングケアが可能になります。
アセロラエキス
アセロラエキスは中央アメリカから南アメリカ北部それと西インド諸島を原産とする常緑低木植物のアセロラから抽出されたエキスです。
このアセロラの特徴としてビタミンCの抗酸化作用やアントシアニンによる美肌作用があげられます。
またケルセチンによる抗炎症作用もありダメージを受けた肌を沈静化する働きにも優れています。
わらびはだの成分/まとめ
以上、わらびはだの成分を中心に解説してみました。
わらびはだは美肌、とくにイボを解消するためにつくられたオールインワンジェルというだけあって肌のターンオーバーに効果がある成分がたっぷり。
ハトムギエキスがこんなに美肌に効果的だということも納得です。
ただ美容クリニックで治療する程の即効性はないのでジックリ継続することで効果を発揮するとのこと。
最低でも3カ月は継続することを考えましょう。