カナデルとシミ/プレミアホワイトの効果!本当に消えるの?

カナデルとシミ/シミ消える?それとも消えない?

すでにできてしまったシミがカナデルのプレミアホワイトを使うことで消えるのか?それとも消えないのか?

この薬用美白オールインワンジェルを使う上で一番知りたい部分ですよね。

そこでまず知っておきたいのはプレミアホワイトは医薬部外品というカテゴリでくくられているということ。

医薬部外品というのはどんな意味なのかを調べてみると、

「医薬部外品」とは「人体に対する作用が緩和なもので、機械器具等ではないもの」と定義されています。具体的には、吐き気その他の不快感又は口臭若しくは体臭の防止、あせも、ただれ等の防止、脱毛の防止、育毛又は除毛といった目的に対する有効成分が含有されている商品です。

国民生活センターより

このことからもわかるように「医薬部外品」とは人の体への効果が緩やかであることわかります。

ほかのカテゴリをみてみるとこの「医薬部外品」の他にも「医薬品」、「化粧品」といったカテゴリがあります。

これらをシミケア効果の強さでみてみると、

医薬品>医薬部外品>化粧品

ということになります。

つまり医薬部外品とは医薬品よりも効果がゆるやかですが化粧品よりは高いという効果になるといえます。

ではプレミアホワイトでできてしまったシミは消えるのか?という疑問に対する答えは、

「医薬部外品であるプレミアホワイトはすでにできてしまったシミを消すというよりはこれからできるかもしれないシミやそばかすをできないようにすることを主眼に作られている商品。」

だととらえるべきでしょう。

医薬部外品より効果の高い医薬品は「シミの改善」、医薬部外品は「シミの予防」ということになります。

すでにできてしまったシミを消したいというのであれば医薬部外品であるプレミアホワイトよりもより美白効果の高い医薬品を使うべきだといえるでしょう。

カナデルとシミ/薬用有効成分(ビタミンCエチル)について

プレミアホワイトに配合されているビタミンCエチルは厚生労働省から正式に美白有効成分として承認されている成分です。現在、美白有効成分は20種類ほど承認されていますがビタミンCエチルこの中のひとつです。

※ビタミンCエチルはプレミアホワイトの成分表示上「3-O-エチルアスコルビン酸」と記載してあります。

3-O-エチルアスコルビン酸

ビタミンC誘導体で、アルコールや水に非常によく溶けるため、配合しやすい成分です。多くのビタミンC誘導体は、皮膚内でL-アスコルビン酸へ分解されることでビタミンCになり、チロシナーゼ活性阻害作用を発揮するので、効果時間、安定性に課題があります。しかし、3-O-エチルアスコルビン酸は安定性、皮膚浸透性が高く、そのままの形で活性阻害やメラニン還元作用を発揮でき、効率よく作用するといわれています。VCエチルやビタミンCエチルとも言われ、次世代型ビタミンCやアクティブCなどの表現で訴求されている製品もあります。美白効果、抗老化効果、色素沈着抑制効果などの目的で、医薬部外品にも配合されます。

一般社団法人日本化粧品協会

まずビタミンCは美しい肌を作るには必須の成分ともいわれています。

なぜかというとビタミンCにはシミやそばかすの原因となるメラニン色素の沈着を防ぐ働きがあること、すでに沈着してしまった色素を薄くする(還元)などの美白効果があるからです。

またこれらにくわえて肌のハリをうながすコラーゲンを生成する働き、そしてビタミンCには美肌の大敵ともいえる活性酸素の働きを抑える効果のあることが知られています。

一方、このビタミンCのマイナスの特性としてはそのままだと皮膚から吸収されにくい、空気に触れると酸化しやすいなどそのまま美白クリームに配合するには致命的なデメリットもかかえています。

そこでこの不安定な特性をカバーし多くの美白化粧品などにもちいられたのがビタミンC誘導体です。

このビタミンC誘導体はこれらビタミンCのもつ致命的な欠陥を構造式を変えることで改善。

つまりビタミンCの欠点である酸化しやすく不安定な点を改善、ビタミンC単体ではむずかしかった美白クリームにもちいることに成功したのです。

このビタミンC誘導体には水溶性、油溶性、両親媒性の3つの分類のしかたがありますがプレミアホワイトに配合されているビタミンCエチルは水溶性ビタミンC誘導体です。

そしてこのビタミンCエチルはいくつかある水溶性ビタミンC誘導体のなかでも特筆すべき特徴が3つあります。

ひとつは即効性。誘導体のまま皮膚に浸透し酵素反応を必要としないままビタミンCにもどることができます。

ビタミンCエチルが速攻型ビタミンCとよばれるのはこのことが理由です。

そしてビタミンCエチルは持続性にも優れています。

ほかの水溶性ビタミンC誘導体が6~8時間の持続なのに対しビタミンCエチルは72時間ものあいだその効果を持続させることがわかっています。

そして非常に高い安定性もビタミンCエチルの特徴です。

ビタミンCや他のビタミンC誘導体にくらべて残存率が高く、40℃の水溶液の中でも90日経過後でも90%以上というすぐれた安定性を誇ります。

つまりビタミンCエチルを配合しているプレミアホワイトはビタミンCの利点をあますところなく発揮してシミそばかすに効果を発揮することが可能な成分を配合しているジェルといえるのです。

カナデルとシミ/有効成分(トラネキサム酸)について

ビタミンCエチルに加えてこのトラネキサム酸もプレミアホワイトに配合されている美白有効成分です。

このトラネキサム酸はこれまで医療用医薬品としても使われてきたもので内服薬を飲むことでシミや肝斑が改善されるという効果もよく知られています。※ただし医薬部外品であるプレミアホワイトは医療用医薬品に比べてトラネキサム酸の配合量が少ないのでシミに対する効果は緩やかだといって良いでしょう。

トラネキサム酸が医療用医薬品に使用されているといってもあくまでも「シミやソバカスを予防する。」という効果までと考えておいてください。

トラネキサム酸

トランス‐4アミノメチルシロクヘキサンカルボン酸という、アミノ酸の1種です。医薬部外品主剤専用原料なので、配合は医薬部外品のみとなり、化粧品配合は認められていません。白色で、結晶から粉末状になっており、水に溶けやすく、エタノールに難溶です。メラニン色素生成誘導因子のプロスタグランジン抑制による美白と、タンパク質分解酵素のプラスミン生成抑制による抗炎症作用の有効成分で、美白の及び、肌荒れを防ぐ訴求として、製品に使用されます。メーカーによって別称がありますが、同じトラネキサム酸です。トラネキサム酸の豆知識として、資生堂が2005年に美白成分として申請し、医薬部外品の有効成分として承認されました。トラネキサム酸には抗肌荒れとしての効果もあるため、資生堂はメラノサイトの活性化を抑える美白成分としては、mをつけてm-トラネキサム酸という名称を使用しています。

一般社団法人日本化粧品協会

トラネキサム酸はアミノ酸の一種で必須アミノ酸であるリシンをもとに人工的に合成されて作られている成分です。

そしてこのトラネキサム酸には美白効果の他にも肌荒れを防止する作用、抗炎症作用、出血を止める効果もあることが知られています。

抗炎症効果があるということはシミそばかすを防ぐことと関係しています。

抗炎症効果は肌のシミやそばかすなどの色素沈着のリスクを低くすることにつながるのです。

例えば紫外線により肌が日焼けすることからもわかりますよね。

紫外線にあたることで肌に炎症がおきるとメラニン色素の沈着が起こった結果、肌が黒くなります。

またひどいとシミやソバカスになってしまいます。

その炎症が起きないようにしておくと色素の沈着も未然に防ぐことになるわけです。

炎症を抑えるということはシミそばかすを防ぐうえでもとても大切だということになります。

カナデルとシミ/薬用美白クリームのその他の成分

実はシミそばかすやくすみなどのトラブルは肌の乾燥と深いかかわりがあります。

乾燥した肌はバリア機能が低下しているため紫外線などの刺激を受けやすくなります。

またそれにくわえて肌の乾燥はターンオーバーの乱れも引き起こしてしまうのです。

バリア機能の低下による炎症、ターンオーバーの乱れによるメラニンの排出のおくれがシミやそばかす、くすみの原因になるというわけです。

肌を保湿するということは美白ケアにとっても非常に大切だということです。

プレミアホワイトには美白有効成分のほかにも美白ケアに欠かすことのできない保湿成分を配合。

ここではプレミアホワイトに配合されている保湿成分の中から代表的なものを紹介します。

シソエキス

シソエキスはシソ科の植物のシソの葉から抽出されたエキス。肌のキメを整える作用、収れん作用、消炎作用があり刺激性はほとんどないので安全に使うことができるエキス。原料のシソの葉は中国原産で日本国内に伝わってきたのも古く赤い葉のものと青い葉のものがあります。青いものは大葉とも呼ばれており食用にも使われます。赤い葉は梅干しの着色にも使われます。

トイキ根

その名の通りトウキの根から抽出されたエキス。このトウキの根は古来から漢方の生薬として用いられています。鎮痛作用、抗炎症作用がありスキンケア用品にも使用されています。ビタミンやミネラルなど肌に良いとされる成分をもっていて保湿効果、肌荒れ防止などの効果があります。

ヒマラヤンラズベリー

ヒマラヤ、中国南部から東南アジアに生育しているツル性の木。花は6月半ばから咲き翌月実をつけ熟すと食用にされています。抽出液は保湿作用、抗酸化作用、コラーゲン酸性促進作用などがありスキンケア用品にも使われています。

スターフルーツ

果実の三面が星のような形をしていることからこの名前なついた。東南アジアが原産でフィリピンやインドネシアで栽培されていて日本では沖縄でも栽培されています。果実はジュースや食用に用いられますが葉から抽出されたエキスは美容や健康によいとされ抗酸化作用や美肌作用があるとされています。

セキセツソウ

別の名前をツボクサとよばれているハーブ。古くから世界中で薬草として用いられてきて生薬の王様とも呼ばれています。その葉や茎から抽出されるエキスはメラニンのケア、肌のきめを整えうるおいをあたえる、コラーゲンをサポートする効果が知られています。

甘草

別名「生薬の王」とも呼ばれている植物で中国から中央アジアにかけての乾燥した地域に生息しているマメ科の植物です。4千年もの昔から薬草をして用いられてきたとされ抗炎症作用や抗アレルギー作用があるとされており医薬品、化粧品などに使われているグリチルリチン酸2kのもとになる薬草。

スクワラン

スクワランは植物や哺乳類からできた成分。この成分の抽出に成功したのは日本人。もともとはサメの肝油から作られていたが最近は植物性のスクワランも作られるようになってきた。人の皮脂膜を構成するのに欠かせない成分であり肌を紫外線や乾燥から守るのに欠かせないといわれる成分からボディケアやスキンケア用品に広く使われています。

メドウフォーム油

メドウフォーム油は北アメリカが原産の1年草の植物の種から抽出された油です。特徴として肌の保湿効果、アンチエイジング効果にくわえ紫外線から皮膚を守る効果もあるとされています。油性ですが肌なじみが良くべとつきがないため多くのスキンケア用品に使われている成分です。

カナデルとシミ/プレミアホワイトとそばかすについて

そばかすとは?

そばかすは正式には雀卵斑(じゃくらんはん)といわれていて小さな細かな斑点状のものをいい、おもに鼻の付近、頬にできます。

肌の白い人にできる傾向があり白人に多く見られますが日本人でも色白の体質の人にできやすいといわれています。

またそばかすがは5~6歳の頃にできることが多く思春期にかけて増えていくことが多いといわれており、その後は徐々に薄くなっていくケースもあるといわれています。

シミとそばかすの違い

そばかすはシミにくらべて小さく細かな斑点のような見た目になります。

またメラニン色素の沈着が原因という意味ではそばかすも広い意味ではシミといえますがシミが紫外線によるメラニン色素の過剰分泌で排出が追いつかないことが原因でできるという後天的な要因なのに対しそばかすは遺伝的要素が原因で発生するといわれています。

人間は黒褐色のメラニンと黄色や赤色のメラニンの2つをもっていますが後者の黄色や赤色のメラニン(フェオメラニン)を多くもっている人の方がそばかすができやすいことがわかっています。

プレミアホワイトでそばかすは消えるのか?

プレミアホワイトですでにできてしまったそばかすを綺麗にすることはむずかしいでしょう。

ただしプレミアホワイトでもこれ以上そばかすを濃くならないように予防することは可能です。

そばかすを予防することは改善することよりもかなりハードルが低いからです。

そばかすを完全に消すのであればより効果の高い方法である医薬品に頼る、もしくは皮膚科の専門医に診てもらうのがいちばん確実です。

カナデルとシミ/まとめ

カナデルプレミアホワイトでシミにどの程度の効果が期待できるのかを解説してみました。

プレミアホワイトには医薬品で使用されている美白成分が配合されていることがわかりました。

ただしそのシミへの効果はあくまでも限定的。

プレミアホワイトでシミがきれいに消えるとは思わない方がいいでしょう。

プレミアホワイトはあくまでもシミそばかすを防ぐためのもの。

シミを未然に防ぐのであればプレミアホワイトでスキンケアするだけでOK。

これぞオールインワンジェルの最大のメリットではないでしょうか。

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